度胸

彼と私の間にはほとんど係わり合いというものがありませんでした。

接点などほんの少ししかなくて
その接点もある意味「期間限定」のような接点でしたので
時期が来ればもう会うことなどないんだろうと考えていました。

最初は、何とも思っていなかった私ですが
彼と離れて行くことが寂しいと思うようになりました。
それがどういう気持ちから来ているのかは分かりませんでしたが、とにかく彼とは
繋がって居たいと思ったのです。
そう思ったからには、私から近づいていくほかありませんよね。

あまりに少ない接点でしたので「勇気」というよりも「度胸」が必要だった気がします(汗)
思い切って私は彼に「仕事が終わったら一緒に夕食へ行きませんか?」と声を掛けました。
彼は少し驚きを見せたものの「いいですよ」と笑顔で答えてくれました。

それから彼と私の間で個人的なお付き合いが始まったのです。
彼のほうからも映画などに誘ってくれたり、美味しいお店が出来たと聞くとそこへ連れて行ってくれたり
2人の接点がどんどん増えて行きました。
そんな日々を数ヶ月過ごしていくうちに、「2人一緒がいい」と思うようになり
私は彼に告白をしてお付き合いをすることとなったのです。

あの時の「度胸」がなければ成り立たなかったんだと改めて思いました。

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